イシュアトークン – GET
イシュアトークンオブジェクト
イシュアトークンとは、オンライン決済事業者から提供された消費者が決済を行うための情報です。
各決済事業者での支払いURLなどが発行されます。
支払い手段がonline
のトランザクショントークンを使用して課金を作成した後にイシュアートークンを取得します。
支払手段が銀行振込(bank_transfer
)の場合は、対象の振込先口座情報を取得します。issuer_token
が入力される前に、課金ステータスがawaiting
になっている必要があります。awaiting
以外のステータスではこのリクエストはエラーになるため、課金:GETのリクエストで、事前に課金ステータスの確認を行う必要があります。
課金オブジェクトに対するイシュアトークンのGETリクエストには以下が必要です。(括弧内は入力箇所)
- 店舗ID(URLの
{storeId}
部分) - 課金ID(URLの
{chargeId}
部分) - シークレット(Headerの
{secret}
部分) - アプリトークン(Headerの
{jwt}
部分)
リクエスト
CommandとHeader
curl --request GET \
--url https://api.univapay.com/stores/{storeId}/charges/{chargeId}/issuer_token \
--header 'Authorization: Bearer {secret}.{jwt}' \
--header 'content-type: application/json' \
利用できるパラメータ
リクエストURLに追加できるクエリパラメータは以下です。
フィールド | データ型 | 備考 |
---|---|---|
payment_type | string | 指定した課金の支払い手段の種類online , bank_transfer のいずれか |
issuer_token | string | payment_type がonline のときクライアントが実行するために支払いプロバイダーから提供されたトークン 本番モードの場合各決済事業者での支払いURLが発行されます |
payload | object | payment_type がonline のときPOSTリクエストを送信するために必要なデータを含むオブジェクトを返却 |
call_method | string | payment_type がonline のときクライアントによる実行方法 http_get , http_post , sdk , web , app のいずれか各ブランドで対応している方法で実行してください(詳細はこちら) – sdk は、ペイメントプロバイダーが提供するSDKで直接使用することを意味する– web とは、特定のAPIを拡張した特殊なブラウザ環境で直接使用を意味する– app とは、ペイメントプロバイダーが提供するSDKのネイティブアプリ環境での利用を意味する– http_get またはhttp_post を使用すると、issuer_token を新しいブラウザウィンドウまたは適切対応するHTTPメソッドのiframe内で直接実行することが可能※Wechat利用時の注意点 ・call_method が http_get の場合、リクエスト前に利用予定のウェブブラウザのドメインをサポートデスクへ連絡する必要あり・サポートデスクへ連絡したドメインからリダイレクトしてイシュアトークンを取得する必要あり |
account_id | string | payment_type がbank_transfer のとき接続先システムで発行している口座の独自ID |
branch_code | string | payment_type がbank_transfer のとき支店コード |
branch_name | string | payment_type がbank_transfer のとき支店名 |
account_holder_name | string | payment_type がbank_transfer のとき口座名義 |
account_number | string | payment_type がbank_transfer のとき口座番号 |
記述例
curl --request GET \
--url https://api.univapay.com/stores/11ecda54-17a0-1c78-bd5c-73aa272l700f/charges/11ef3398-8a6c-978e-8332-2f61a5ed40t4/issuerToken \
--header 'Authorization: Bearer {secret}.{jwt}' \
--header 'content-type: application/json' \
レスポンス
下記は記述例でリクエストした場合の例です。
CodeとHeader
- Code:
200
- Header:
Content-Type: application/json
Body (online)
{
"issuer_token": "http://test.com/action",
"call_method": "http_post",
"payload": {
"test_parameter": "test_value"
}
"payment_type": "online"
}
Body (bank transfer)
{
"account_id": "test account id",
"branch_code": "123",
"branch_name": "test branch name",
"account_holder_name": "test holder name",
"account_number": "1234567",
"payment_type": "bank_transfer"
}
d払いOnlineについて
d払いOnlineを利用する場合、取得したイシュアトークンのURLに対して、レスポンスのpayloadにあるbodyの要素を含み、POST方式で実行する必要があります。
Headerの Content-Type
は application/x-www-form-urlencoded
のみ受け付ける仕様です。
イシュアトークン取得のレスポンス例
{
"issuer_token": "https://payment1.smt.docomo.ne.jp/smph/trade/s/gabepa11.srv",
"call_method": "http_post",
"payload": {
"sSpcd": "00000000000",
"sCptok": "11eefaef-e2d6-5e3c-3cj3-7f0a72dd9ba7%2Clive%2C9f132db784f807abe60a566634a9791fc979d9b0ed330d6314a6cfb29af39cae",
"sTerkn": "01"
},
"payment_type": "online"
}
call_methodがhttp_postの場合の実行方法
レスポンスのデータを基にPOSTリクエストを送信する場合は、下記のようなHTMLフォームを設置することで実行できます。
<FORM METHOD="POST" ACTION="http://test.com/action">
<INPUT TYPE="HIDDEN" NAME="test_parameter" VALUE="test_value">
</FORM>